Works
- 制作年
- 2014年
- クライアント
- 大日本住友製薬株式会社
- スタッフ
- 統括 / 技術 / 構成
瀬尾拡史
アートディレクション
馬場隆之
音楽 / 効果音
ピアニート公爵
ナレーション
瀬尾貴紀
- サイアメント
Integral Vision Graphics
インスリン分泌メカニズム
大日本住友製薬 医療情報サイトにて4部作映像公開
膵臓β細胞でのインスリン分泌メカニズムを解説した4部作、計5分間のフル3DCG映像。
「正常な場合」「インクレチンによるインスリン分泌促進」「SU・グリニド薬によるインスリン分泌促進」「インクレチンとSU・グリニド薬の併用による相互作用」について、それぞれ1分強の映像にて説明した。
一目で理解する、と言う意味では、3DCGにするよりも従来からあるようなシグナルカスケードの1枚絵のほうが優れている可能性も十分にあったため、せっかく3DCGにするのであれば、と思い、グルコースや各薬剤はそれぞれの正確な立体構造データを用いて表現し、受容体やトランスポーターは模式的ではあるものの、4量体であったり、単量体であったり、と言う科学的事実を出来るだけ反映するようにした。
普通のシグナルカスケードの図では登場しないようなGタンパク質も映像内には登場している。
ちなみに、グルコース1分子からは、解糖系、クエン酸回路、電子伝達系を経て合計38個のATPが生成されることを高校生物で習うかと思うが、映像内にATPが果たしてきちんと38個あるかどうかを数えてみるのも面白いかもしれない。
参考:
大日本住友製薬 医療情報サイト(第1部のみ医療関係者の方はどなたでも映像視聴可能)
https://ds-pharma.jp/form/pub/intoro/mechanism