日経デザインの可視化記事!

日経デザイン2014年9月号の特集
「ネット時代の情報ビジュアライゼーション」にて、

住友ゴム工業株式会社さまの新技術「UPNR(Ultra Pure Natural Rubber:高純度天然ゴム)」を、昨年11月の第43回東京モーターショー2013での展示に向けてわかりやすく可視化した事例が紹介されております。

【特集/ネット時代の情報ビジュアライゼーション】: 2014年9月号
ナノレベルの先端技術を素人にも分かりやすく
住友ゴム工業/UPNR
http://business.nikkeibp.co.jp/article/design/20140902/270688/

可視化にご協力させて頂いたサイアメントのことも取り上げて下さいました!

—-記事より—-
「最先端の素材技術について説明しようにも、分子レベルの話になると一般ユーザーには難しすぎる。そこをいかに理解してもらって、製品を選んでもらうかが重要になる。しかし社内のビジュアライゼーション技術には限界があった。」

「UPNRとは天然ゴム内部にあるたんぱく質やリン脂質などの不純物を極限まで除去することで素材内部の摩擦熱を抑え、低燃費性能を向上させるというもの。岸本課長はその特徴を伝える効果的な技法を探し、行きついたのが3次元CGの制作会社サイアメントだった。」
—————-

今後、数値データの可視化はますます重要になってくるかと思います。
その際、そもそもの数値の意味や研究の目的、そして、数値を効率よく3DCGソフトウェア上で扱うためのノウハウとの両方に精通していることが欠かせません!


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ゲームノウハウを教育になんてそんなに簡単じゃないと思う。

■【CEDEC 2014】ゲーム開発のノウハウを応用すれば、面白さと学習効果を合わせ持ったシリアスゲームを開発できる
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=10094

うーん、東京工科大学の先生に意見するようでアレですが、なんか全然しっくりこない。

今までの自分の経験からして、本質は全くそこじゃないんだよなぁ。

「ゲーム開発のノウハウを応用すれば良い教育ゲームが出来る」

ってのは、

「エンタメ映像のノウハウを応用すれば良いサイエンス映像が出来る」

って安易に言ってるのと全く同じ。

映像なら、エンタメと映像との両方を良くわかっている人が1人いて初めてようやくそれっぽいものが作れて、でも本当にちゃんとしたもの作ろうと思ったら、制作する人たちも作ろうとしているものの意味をわからないと絶対上手くいかないんですよ。

ゲーム開発のノウハウを知っている人が、それぞれの科目で具体的に子どもがどこでつまづいているのか、何がわかると本当の意味で次のステップにいけるのかまで理解してない限り、楽しいかもしれないけれども全然本質を掴めてないあさってな方向のゲームしか出来ないのですよ。

記事で紹介されているglobalmathっていうサイトをちらっと見てみたのだけれども、こんなんで数学的思考力が上がるとは全く思えない。

注:あくまでも私の個人的な一意見です。


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