なんだか最近、東大生が受験の本を書いたり、受験業界で起業したりすることが多いみたいですね。具体名を挙げると色々と言われてしまいそうなので書きませんが、興味のある方は「東大生 家庭教師」とか、「東大生 受験 本」とか「東大生 塾」とかで検索してみればすぐに出てきます。
これはブームなんですかね?
学部学生レベルで何か起業しようとした場合に、すぐに自分を売り出せるもので思いつくものが「受験」ってことなんでしょうか。それとも僕が知らないだけで、ホントはもっといろんな分野で起業している人がたくさんいるのでしょうか?
まぁ、どちらにしても「受験」「東大生」で売っている会社作りが流行っているのは事実ですね。学生レベルで。
でも最初は特に「東大生」で売り出せば注目浴びますけど、家庭教師とか、オリジナルのテキストとか言っても所詮学生レベルですからねぇ…それでホントに飯食ってる大手の人とか、超有名講師が書いた本とかに勝てるわけないと思うんだけどなぁ…。僕自身もバイトで人に教えることはありますが、完全にオリジナルって言うのは到底無理で、せいぜい問題選びを自分流にしてある程度系統立てて、でも教える内容の多くは昔偉大な先生方に教わったことを伝えるくらいしか出来ないと思うんだけどなぁ…
僕は塾とか家庭教師とかの最大のメリットってのは、「ある科目のどんな質問(もちろん、受験生相手なら受験レベルで、と言う意味。)にも答えられる凄い人にいつでも質問できること」だと思っているので、単に授業を東大生がやるだけなら何も魅力を感じません。だから自分が教えるときには、自分が教えた内容でなくてもわからないところは別のテキストであろうが何であろうが何でも聞いてね、と言っているし、それが出来なきゃバイト代が安くなってもクビになっても文句言えない、というスタンスです。「東大生」だと受験業界でのバイト代が高くなるのは、たぶん、そうやってちゃんと科目を理解している人が相対的に多いからなんじゃないかなぁと解釈しています。
とか考え出すと、とても自分で受験産業に、しかも会社レベルにまでして足を踏み入れようなんて気にはなれないのですが、でもこの分野に行こうとする人が増えているってことは僕の考え方が違うのかな?
これらの会社が今後どうなっていくのか、ちょっと興味有りです。
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