卒業試験シーズンその１

　東大医学部６年生の９月は卒業試験シーズンその１です。
　毎週月・水・金に卒業試験が２科目ずつ（たまに１科目のみ）あります。
　先週の月曜日から始まって、昨日で12科目終わりました。
　大学に行って試験→帰宅して勉強→次の日はひたすら勉強→振り出しに戻る
と言う毎日を送っています。
　我らが東大医学部の卒業試験の特徴は、試験内容が医師国家試験と全く関係ないこと。
　医師国家試験の問題を解けるようになったところで、卒業試験の問題は全然解けませんｗ
　もちろん、医師国家試験レベルの知識で解ける問題もありますが、
　「え？これ専門医試験の問題ですか？」
みたいな問題がいくつも出てきます。
　医師国家試験は全て５択問題で、「正しいものを２つ選べ。」のように、選択する数も決まっているのですが、卒業試験の場合には５択問題でも「正しいものを全て選べ。」だったり、全部記述式の問題だったりすることもあります。
　まぁ東大の卒業試験はそれで良いのです。医師国家試験の勉強は各自勝手にやってね、みたいなノリ。
　ただ、医師国家試験の問題を解いても対策にならないので、何を使って勉強すればよいのかが悩みどころなわけです。
　でもまぁ思い返せば中学・高校の教育方針もそうでした。大学受験の勉強は各自勝手にやってね、みたいな。
　12月も１ヶ月間全て試験で、12月24日までびっちり詰まっています。
　全ての科で試験を行うので、試験科目は36科目もあります。
　36科目全部に合格しないと卒業出来ません。
　医学部６年生は何かと大変なのです…
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　そう言えば、一昨日の木曜日に、１月２月に行っていたJohns Hopkins Hospitalで射殺事件があったそうです。患者の息子が医者を撃った（命は助かったらしい）後で、母親を射殺して自身も自殺だそうで…。やっぱりアメリカだなぁと思い悲しくなりました。
　http://www.cnn.com/2010/CRIME/09/16/maryland.hospital.shooting/index.html