佐賀なう

　今日から火曜日まで、遠路遙々佐賀県まで来ております。
　3/19 (月)に、佐賀大学が主催する国際シンポジウム
　International Symposium on Advanced Medical and Human Assist Systems
　「先端医療福祉システム研究プロジェクト」 国際シンポジウム
に、招待講演者として招かれております。
　約50分を使い、
　Fun and Factual Science
　The Universe of Scientific Visualization
と言う招待講演を行います。
　
　インターネット上のどこを探してもこのシンポジウムの宣伝が見つからないのでやや不安ではありますが、とにかく明日講演をします。
　国際シンポジウムなので、50分間全て英語です。汗。
　英語で50分間のプレゼンなんて一度も経験がないのですが、僕はプレゼンや講演は、どんなに真面目な内容であってもエンターテイメントでなければならないと思っているので、事前に台詞を作って何度も練習して、一応全部頭の中にインプットしたつもりです。複数回やったリハーサルでは、持ち時間の50分内に収まりました。
　身振り手振りをフル活用したプレゼンが出来る…と…良い…のですが。。。
　この国際シンポジウム、僕の他に招待講演者が2人いるのですが、
　1人はThe University of Manchesterの教授、
　もう1人はUniversity of MichiganのPh.D.の先生
で2人とも外国の方です。遠路超超遙々佐賀までいらっしゃいます。
　僕とは身分も経験もエラい違いですｗ
　そして、このシンポジウム、佐賀大学主催と言うだけあって、
　最初に佐賀大学の学長からの挨拶、その次に副学長からの挨拶となり、
　その先は1人20分の持ち時間で蒼々たるメンバーが講演をなさいます。
10：00-10：05　佐賀大学　学長挨拶
10：05-10：10　佐賀大学　副学長挨拶
10：10-10：20　工学系研究科　教授
10：20-11：15　招待講演　The University of Manchester
11：15-11：35　工学系研究科　教授
　　　　
11：35-11：55　工学系研究科　教授
12:00-13:00昼食（１時間）
13:00-13:20　医学部　教授
13:20-13:40　医学部　教授
13：40-14：00　医学部　准教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
14：00-14：55　招待講演　University of Michigan
14：55-15：05休憩（10分）
15：05-16：00　招待講演　瀬尾拡史　東京大学医学部附属病院初期研修医、サイエンスCGクリエーター
　　　
16：00-16：20　工学系研究科　教授
16：20-16：40　工学系研究科　研究員
16：40-16：50休憩（10分）
16：50-17：10　工学系研究科　助教
17：10-17：30　医学部　研究員
17：30-17：50　医学部　教授
17:50-17:55　閉会挨拶　工学系研究科　教授
と、いうようになっておりまして、真面目に研究されている先生方の持ち時間が20分で、
僕みたいなPh.D.すら持っていない人間が50分ひたすら英語というのも完全な笑い話であります。
　心の中の目標は、会場内スタンディーグオーベーションで頑張りますｗ
　で、なんで僕みたいな人が国際シンポジウムに呼ばれたかと言いますと、
僕の次に講演をされるのが、実は工学系研究科の中山功一先生なのですが、その中山先生は、昨年9月に私たちSCIEMENT（サイアメント）が制作したポスターのクライアントである、Cyfuse Biomedicalの共同創業者の先生なのです。
　「いつか瀬尾さんを佐賀にご招待したいですね。」
と当時から仰って頂いたのですが、それが今回実現したわけです。
　そして今回のプレゼンの最大の敵である英語に関しては、カナダのmedical illustratorであるHide Miyagawaさんが全てチェック＆校正をして下さいました。本当にありがたいことです。
　今日は、佐賀でmedical illustrationの普及を目指されている、外科医→病理医の道を歩まれている明石道昭先生と会食をして参りました。明石先生はsurgical illustration、つまり外科用のイラストの普及に励まれていらっしゃる先生で、お話しは以前から伺っていたのですが、お会いするのは今日が初めてでした。明石先生のブログはこちらです。
　明日、（とにかく英語が）うまくいきますように。