鈴木寛氏と渋谷健司先生

鈴木寛氏と東大教授の渋谷健司先生に、お互い初めましてだけれどもお互いお噂はかねがね、的な感じでお会いして、懇親会では同じ席で3時間くらい話をしたり聞いたり。

鈴木寛氏が自分はsocial conductorを目指していると仰っていて、私も最近インタビューなどで「どんなことをされているのですか?」と聞かれたときに「まぁ指揮者みたいな感じですかねぇ。」と答えていて同じだった。

「指揮者」と言う言葉に込めている意味も同じで、それぞれの専門分野の本当のプロにはなれないけれども、どの分野ともそれなりに深く突っ込んだ話は出来るし、それぞれを繋ぐことも出来るし、一流なら同じ時間でここまで出来るはずだ、とか、ここは本当に難しい、みたいなことをきちんと理解できることが何よりも大切。

自分の場合は若干実際にそれぞれの分野に足を突っ込んでしまったりもするけれども。どれか1つでも「その分野は全くわからないので人に任せています。」みたいなことがあるとオーケストラは確実にぐちゃぐちゃになります。

もちろん人に任せることは大事だけれども、やろうと思えば少しは話が通じます、くらいにしておくことは本当に重要。

んで、鈴木寛氏のお話も渋谷先生のお話も、ほんとそうですよねー、と言う部分もあれば、超小さな会社であっても会社動かしている立場の実感として「うーん、それほんとですか?」みたいな部分もあって、しっくりくる部分と、腑に落ちないというか実感がわかないというか、そんな部分もあった。経験や立場が違うので全てが一致することは無い、と言うのは当たり前なのだけれども。

僕はやっぱりコンセプトを作る、と言うよりも、コンセプトはある程度作るけれども自分でも手を動かしてこそなんぼ、と思っている人間なので、そこはたぶんスタンスの違いなのかなぁ、と。

もちろん、コンセプトを作るための、手を動かす作業と言うのもあって、それはとても大変なことなのだけれども、やっぱり僕は具体的にそのコンセプトの中で何かをする、と言うところまで突っ込みたい人種。

なんか意識高い系の文章書いてしまったー

具体的にどこから手を付ければ鈴木寛氏や渋谷先生と今後もご一緒できるか、少し考えてみよう。

そんな6月初日の深夜。


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