SCIEMENT has unveiled a stunningly real heartbeat CGI and an inner-body animation for the opening movie of Higanjima, a Japanese TV drama!!
10/24(木)スタートのドラマ「彼岸島」
そのオープニング映像を
監督 水崎淳平(神風動画) / 体内CG監督 瀬尾拡史(サイアメント)
と言う超異色コンビで制作しました!!!
4年前に御茶ノ水の喫茶店で「たまたま」隣に座っていらっしゃった、と言うまさにドラマのような出会いで知り合った神風動画の水崎淳平社長。その水崎さんと4年の歳月を経て、今回、10/24から始まるドラマ「彼岸島」のオープニング映像を一緒に制作させて頂けることとなりました。
初回の打ち合わせ場所に行ってびっくり。体内CGのアニマティクス担当としていらっしゃったのは、青山敏之さん。青山さんは、何を隠そうPROJECT-WIVERNで一世を風靡した、あの青山さんです。中学生の頃に手に取った書籍、「DOGA‐L1&L2CGアニメ入門 完全マニュアル」に同封されていたCDに収録されていたPROJECT-WIVERNのダイジェスト版に度肝を抜かれたのを今でも良く覚えています。あの映像は本当に衝撃的でした…。
そして、実写CG合成の担当は、超ハイクオリティなCG映像を世に送り出し続けているdrawiz(ドロイズ)。drawizの尾小山良哉社長とも、最近何度かお話しさせて頂きました。
サイアメントの担当は、オープニング映像の中でも重要な位置を占める体内CG映像。エンターテイメントでありながらも、医学的にこだわるところはとことんこだわりました。
中でもこだわったのが、心臓の動き。プロモーション映像では数秒しか出てきませんが、「圧倒的に世界一、本物と見間違えるくらいの超リアルな心臓の動きを作ろう!!」と言う意気込みで心臓CG映像制作に取り組みました。
さらに、大変お忙しい中、親身になって心臓の動きや心臓弁の解剖、心電図などのアドバイスを下さったのは、東大病院での初期研修時代にそれはそれはお世話になった、循環器内科医の假屋太郎先生。先生がお忙しいことをわかっていながら何度もお時間を頂き、古巣である東大病院で映像のチェックや解説をして頂きました。
その圧倒的な医学的見地を見事に映像化したのが、サイアメントの最高デザイン責任者である馬場隆之、及び、馬場が率いるCG映像制作集団、インテグラル・ビジョン・グラフィックス。中でもリードデザイナーの高橋純平さんの功績は語りきれないほどです。
心臓の動きは本当に圧巻ですので是非ご覧下さい!ここまできちんと心臓の動きを再現しているCG映像は、冗談抜きで世界初だと思います!!
あっ、心電図も適当ではなく、CGの動きに合わせて極めて正確に作ってありますよ!マス目一つが0.04秒と言う決まりもきっちり守っています!
その他にも、医者心をくすぐる(?)ようなマニアックな仕掛けが盛りだくさん。徐々にサイアメントのFacebookページでも紹介していきますね。
バリバリのエンターテイメント映像でありながら、循環器内科専門医も心臓外科専門医もびっくり、学校の生物の授業や医学部、看護学部の授業などでも最高峰の教材として使って頂けるような、まさに「サイエンスを、正しく、楽しく。」と言う合言葉に相応しい心臓CG映像となっております!!
今回ご紹介させて頂いた方を始め、本当にたくさんの超一流の皆さんの努力の結晶となった、ドラマ「彼岸島」のオープニング映像。初回放送は10/24 (木)の深夜。もちろん、ドラマ本編もお勧めですが、オープニング映像も是非ご覧下さい!フルバージョンではもっともっと凄い体内CGが皆さんをお待ちしております!