2013年総括

ブログもほとんど更新出来ないままに2013年が終わろうとしています。

今年は人生で最も変化が大きかった年になりました。

医者としての人生を初期研修修了と共に3月で終え、4月1日から自分で会社を営んでいくという、全く新しい人生の1ページ。ようやく自分にしか出来ない人生が始まったようにも思います。

簡単に振り返ってみると…

2013年1月、まずは何と言ってもTBS「夢の扉+」にて、当時最年少ドリームメーカーとして取り上げて頂いたことが素敵すぎる思い出です。一生忘れません。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20130127.html

本当にたくさんのメッセージを頂きました。

1~3月の3ヶ月間は東大病院の中でもだいぶ忙しい科に配属されていたのですが、そんな中で厚生労働省の「乳幼児揺さぶられ症候群 予防啓発DVD」のCG映像部分を担当させて頂きました。自分の作業時間がなかなか取れずに、制作メンバーや監修の先生には大変なご迷惑をおかけ致しましたが、素敵な映像が出来上がったと思います!

4月からは、とても多くのところから声をかけて頂きました。首相官邸以外はだいたいどこにでも一度は伺ったような気がしています。

最初の数ヶ月は打ち合わせばかりでほとんど案件としては成立せず、このまま会社が潰れるのではないか…と本気で心配していたのですが、徐々に具体的なお話しを頂けることになりました。

まず最初にチャンスを与えて下さったのが、「COPD啓発プロジェクト」。CM及びポスターのCGを担当させて頂きました。COPDガイドラインを読み込んで作りました。

その次に大きなチャンスを下さったのが、神風動画の水崎社長。結果としてドラマ「彼岸島」のオープニングは大変大きな反響を得ることが出来ました!

休む暇なく次の大きなチャンスを下さったのが、住友ゴム工業さんでした。いつかやってみたいと思っていたスーパーコンピュータシミュレーション結果の可視化を、こんなにも早い時期に実現出来るとは夢にも思っておりませんでした。

その他にも、まだここには書けないこともたくさんありました。

今年1年間で講演させて頂いた回数は、数え落としがなければ20回。3月までは1件のみでしたので、約2週間に1回はどこかで講演した計算。新幹線にもたくさん乗りました。
雑誌もたくさん載せて頂きました。テレビも、「夢の扉+」に加え、「NEWS ZERO」でも取り上げて頂きました。

1月10日には、学生時代から憧れていた雑誌、「CGWORLD」でサイアメントを特集して頂けることも決定しました!

CGWORLD 2014年2月号

忙しすぎて一瞬で1年が終わりました。このまま10年くらい過ぎ去っていく気がします。

スタートアップの会社としては本当にあり得ないくらい色々な機会に恵まれました。上記の案件はいずれももはや1人では到底成し遂げられないものばかりですが、良い制作メンバーにも囲まれて何とかここまで続けてくることが出来ました。

スタートアップと言えば、的を絞って最も利益が出そうな1つのことに集中して、資金調達をして、それなりの規模のオフィスを借りて…と言うのがスタンダードかと思いますが、いずれもやっていません。

自分でも予想もしなかったような案件に対しても、与えて下さったチャンスを1つ1つ、期待以上のクオリティで実現出来るような、そんなふうになればなぁ、なんて思っています。とか言いつつ、来年の今頃には考え方が思いっきり変わっている可能性もありますが。。。

まだまだ自分の立ち位置が定まっていませんが、定まらないのもまた1つの生き方なのかなぁと思ったりもしています。

2014年も、自分にしか出来ない人生を送りたいですね!


カテゴリー: 3DCG パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です