日本医師会の今村聡理事に声をかけて頂いて初めて日本医師会会館を訪れたのが今年8月26日(そのときの日記がこちら「日本医師会常任理事と対談!!」)。
で、それから約3ヶ月が経ち…
今日は日本医師会の
「第3回 医療・医学における死亡時画像診断(Ai)活用に関する検討委員会」
で、ゲストとして講演してきました!!
今日のために、日本医師会から、僕が今実習している科の教授宛に「実習を早退して日本医師会に行く旨の依頼書」まで作って頂きました。
「どんどん公開して良いよ。」と今村理事から許可を頂いたので遠慮なく公開します。
とりあえず証拠画像↓
流石は日本医師会の委員会と言うだけあって、メンバーがまた凄かったのであります。
・池田典昭 九州大学大学院医学研究院法医学分野教授
・宝住与一 日本医師会副会長
・木下勝之 日本医師会常任理事
・今村聡 日本医師会常任理事
・江澤英史 放射線医学総合研究所情報研究推進室室長
・高野英行 千葉県がんセンター画像診断部部長
・坂本哲也 帝京大学救急救命センター教授
・井野賢司 東大病院放射線部副診療放射線技師長
・三宅智 医療法人一誠会三宅病院院長
・田村正三 宮崎大学医学部放射線科教授
・大木實 福岡県医師会理事
・黒田誠 藤田保健衛生大学医学部病理診断科教授
・尾崎孝良 日本医師会総合政策研究機構主席研究員・弁護士
と、教授やら理事やら、住む世界の違う先生方ばかりでした…
で、僕の講演ですが、記者会見開いたりサイエンスアゴラでシンポジウムやったりで内容的にはだいぶ慣れているので、短い時間でそこそこ言いたいことは伝えることが出来たのではないかと思います。
この委員会で決まったことが何らかの形で国に提言されることになるので、社会情勢の話やら政権の話やら仕分けの話やらも絡み、とても激しい議論がなされていました。それぞれその道のエキスパートの先生方ばかりですので、やはりそれぞれの強い思いがあり、なかなか1つにまとまるのには時間がかかりそうな印象を受けましたが、激しい議論をするからこそ実りあるものが生まれるのだと思います。
国会の議論もヤジ飛ばしてるだけじゃなくて今日の委員会のように激しく意見をぶつけ合えばよいのに…(と言う子供目線で見てしまいました)
江澤先生から費用の質問を受けたときに、単に「いくらかかるの?」ではなくて「ビジネスとして動かしていくにはいくらかかるの?」と仰って下さったのがとても救いに感じました。
社会貢献は大切ですが、ボランティアとは全く違います。しっかり利潤を得て、新しい機材を買ったり、人材を雇ったり、新たな人材を育成しなければどんな分野だって発展しません。「費用=原価」ではないのです。「その分野が発展していくために必要な、直接目に見えないお金」も含めて「費用」なのです。
一瞬で2時間が過ぎ、会議終了後には何人かの先生方と名刺交換もさせて頂きました。
日本弁護士連合会に続き日本医師会でもゲスト講演出来たことは本当に光栄なことです。自分が貫いてきた信念で多くの方々の賛同を得てますます新しい分野を開拓していく人になりたいです。
日本医師会=開業医の擁護団体
と言うイメージが非常に強かったのですが、どうやら全くそんなことはなさそうです。少なくとも今日の委員会は全く違いました。
このような委員会にこそ報道のカメラが入れば良いのに。
そのうちプロジェクトXで流れる写真↓
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