Farewell

 まずは事務連絡から。3年前以上前に作った「細胞の世界」が第8回インディーズアニメフェスタhttp://www.mitaka-univ.org/iafesta/)にてサイエンティフィックビジュアライゼーション賞を受賞しました。このカテゴリの応募が僕だけだったのではないか…という一抹の不安がありますが、いずれにしてもありがたいことです。授賞式が3月7日日曜日でして、もしこの日までに日本に戻れれば出席します。
 事務連絡終わり。以下いつもどおり留学日記。
 月曜日はNYの会社がPresident Dayでお休みと言うことで、Baltimoreに留まることに。
 2月の毎週月曜日はJohns Hopkinsでは来年度の学生を選ぶためのInterviewなるものが開かれていて、毎週色々なところから学生がやってきます。
 午後はJohns Hopkins探索があるのですが、学生に混じって僕も参加させて頂きました。図書館に行ったり病院の中を見学したり。
 で火曜日にNYの会社から連絡を頂くことが出来たので、火曜日中にNYを移動することに。頭では十分わかっていたのですが、突然の別れのような気がしてとても寂しかったです。みんなとても優しかったです。
 Johns Hopkinsで作った偽の雑誌の表紙を学生の人数分印刷して、月曜の深夜に1人1人にメッセージを書いておいたので、記念としてみんなに渡しました。良い思い出にしてもらえれば嬉しいのですが…
 寮を出る前にとった写真をば。こんなところに滞在しておりました。
 
 
 別れを惜しんで大学を後にして、病院の前ですぐにタクシーを拾う…はずが、何故か全然タクシーが停まっていなくて、しかも人数待ちの状態で15分くらい待つ羽目になってしまい、NYへ向かう電車に乗り遅れるのではないかと本気で心配しました。やっと乗ったタクシーなのですが、さらに悪いことに渋滞で車が動かず。ドライバーのおじさんが、電車の時間を気にして下さって急遽別の道に買えて下さったおかげでギリギリ間に合いました。嬉しかったのでチップ多めに渡しましたw
 そんなこんなで夜にNYに移動。
 水曜日のお昼頃にNYの会社に伺って、MAYAを使っている現場や打ち合わせの様子など、初めて3DCG制作の現場を見せて頂きました。
 もっと色々と聞きたかったので木曜日も時間を取って頂いてお話を伺ってきました。日本とアメリカとの違いとか、ビジョンとか、詳しく話して下さいました。
 New York UniversityでMayaの講師をされているクリエーターの方ともお会いできました。
 今日金曜日は、American Museum of Natural Historyへ。
 
 日本で12月に京都でお会いした方がここの博物館のプラネタリウムの映像ディレクターをなさっていて、その方の紹介でマネージャーの方をご紹介して下さいました。普段は見ることの出来ないプラネタリウムの舞台裏や、科学データの活用方法など、様々なお話をして下さいました。
 アートに重きを置きながらも、あくまで正確なデータを用いることを第一優先としているスタンスにとても感激しました。日本もこうあるべきなのです。
 普段は$40くらいする入館料+特別展示料の無料券まで頂いて、一通り全部見ることが出来ました。
 ここのプラネタリウムは絶対に見るべきです。普通のプラネタリウムとは全く違います。IMAXシアターのプラネタリウム版だと思って下さい。ドームが全部スクリーンになっていて、宇宙への旅を楽しむことが出来ます。しかも星の位置などの情報は全て実際のデータをそのまま流し込んだものなので、学術的にも正確です。めちゃめちゃ面白いです。
 …とか何とかしているうちに金曜日が終わろうとしています。もっとたくさん書けるのだけれど多くなるので省略。
 博物館で撮った写真。
 
 
 明日は1日フリーにしてあるので、NY観光をしてきます。クラシック大好き人間として、カーネギーホールかアベリーフィシャーホールかメトロポリタンオペラには行くのが義務と勝手に思って、オペラのチケットを買いました。明日のお昼からメトロポリタンオペラでオペラ見てきます!


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