僕は普段衝動買いなんてしないのですが、今日は珍しく、あるものを衝動買いしてしまいました。
僕の年代なら、衝動買いと言えば普通は服とかカバンとか、或いはPOPSのCDあたりになるんでしょうか。
僕が思わず買ってしまったものはこれです↓
人体解剖図 人体解剖図 人体の謎を探る500年史
いやぁ、なんともヲタクな本ですね。苦笑。
衝動買いでこんなのを買うのは医学部の人の中でも相当なヲタでしょうw
タイトルだけから連想すると、何か気持ち悪そうな印象を受けるかもしれませんが、別に死体マニアとかそう言う内容ではありませんので。
自分が医療関係のCGをやっていることもあってか、解剖図の歴史というものにとても興味があります。2年生のときには日本には解剖図の歴史のみを専門に扱っている書籍は全くなく、自分で授業でまとめて発表しました。
昔の人が描いた解剖図はとても美しいです。特に、ルネサンス期に、あのルネサンスの描き方で書かれた解剖図は、今見ても惚れ惚れします。しかも、単なる解剖図ではなく、医学的に正確であり、且つ骨格が「考える人」のようなポーズを取っていたりと、芸術としてもとても価値あるものばかりです。
この本「人体解剖図 人体解剖図 人体の謎を探る500年史」には、そんな昔の解剖図がフルカラーでたくさんたくさん掲載されています。
その中から、ネットでも閲覧できるものをいくつか。
Govaert Bidloo 1649 – 1713
Andreas Vesalius 1514 – 1564
William Cheselden 1688 – 1752
他にも臓器や胎児などの絵もたくさんありますが、さすがにここに掲載するのは止めておきます。
興味のある方はHistorical Anatomies on the Webをご覧下さい。
僕はこういうのはとても美しいと思うんですけどね…
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久しぶりにおじゃましました。
風情のある骸骨さんたちです。
>中学生の母さん
お久しぶりです!
昔の解剖学の絵は楽しいですよ~
なかなか芸が細かくて、見れば見るほど発見があります。最近はこういう絵を描く人は少ないですね。特に日本では全然いないんじゃないでしょうか。
心タンポナーデのCGを拝見しました。法学部で開講されている吉田謙一先生の法医学を受講しているのですが、医学的な知識どころか生物も履修したことがないためイメージがわかなくて苦労していたところ、とても参考になりました。