東大病院説明会

 今日は朝からスーツ着て東大病院説明会に行ってきました。
 自分の大学だし、先生方の多くと既にお会いしたことがあるし、普段着で行こうと思っていたのですが、最後はビビって結局スーツにしました。でもちょっとだけ自己アピールと言うことでドラえもんの柄のネクタイをして行きました。
 もうそんな時期です。ここ最近はずっと図書館にこもって医師国家試験の勉強です。今までCGばかりやってきた分、平均に追いつくのにも時間がかかってしまいます。。。
 さて、卒業の年でない年に東大総長賞を頂いても、卒業式で名前が呼ばれたときに自分がいなかったり、大学院生の総長賞受賞者用の奨学金を頂けなかったりと残念なことばかりなのですが、東大医学部の広報紙に顔写真付きで掲載されたことで、初めてお会いする先生であっても
 「あ、きみCGやってる学生さんだね。」
とこちらが言葉を発する前に認識して頂けるのでそこだけは非常に有利です。
 救急、形成、放射線、循環器、肝胆膵外科、などなど多くの先生に声をかけて頂けました。
 で、今日の東大病院説明会でのブース展示会場にて、帰り際に、1年以上前に非常にお世話になった外科の先生に再会しました。
 「あ、君ずっとCGやってるよね。Laparo(腹腔鏡手術のことです)の胆嚢切除術のCGシミュレーターがあるからうちのブース来てみなよ。」
と声をかけて頂きました。外科のブースは全く見る気すらなかったのですが、これが非常に嬉しい誤算。
 リアルタイムでCGの肝臓や胆嚢を掴んだり、血管や胆管のクリッピングをしたり、胆嚢ひっくり返して肝臓との結合組織を剥がしたり。
 内部でどのような計算をしているのかわかりませんが、テクスチャもしっかりしていて、鉗子が肝臓や胆嚢に触れたときの臓器の柔らかさのシミュレーションとか、誤ったところにハサミを突き刺したときの出血とかもある程度再現されていました。
 今日の説明会でこれが一番面白かったかな。
 世の中自分が気付かなかったところに素敵な出会いが転がっているものです。
 どうやらこのシミュレーターを作った会社はカナダにあるらしく、めちゃめちゃ行ってみたくなりました。
 これからシミュレーションは避けて通れない道になるとの予想でした。何より患者さんが喜ぶそうです。これこそ僕の目指す道と同じです。
 今日話して下さった尊敬する外科の先生の言葉。
 「どんなに凄くて周りから期待されてる医学部生でも、国試落ちちゃったらただの人に見られちゃうんだよ。だから何が何でも国試だけは一発で合格しないとだめなんだよ。合格するだけで道がかなり拓けるから。」
 この言葉を肝に銘じて何とか頑張りたいです。


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東大病院説明会 への4件のフィードバック

  1. のコメント:

    はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
    僕も某歯学部6年で、受験生にも関わらず一年からやっている研究で実験・学会発表などに明け暮れている日々です。
    whiteさんは実際に海外に行かれたり、研究内容が臨床に応用されているのでとても尊敬しています。
    研究をしていて思うのは、自己満足に陥ることなく、いかにして社会や医療に貢献していく研究ができるかということだと思います。
    勉強の方も大変だと思いますが、お互い頑張りましょう!
    また機会があれば研究内容のことなど色々お聞かせ頂ければ幸いです。

  2. メガデス のコメント:

    瀬尾さん、質問です。
    瀬尾さんは、大学進級のためや、国家試験のために予備校には通われていないのでしょうか?
    STEPとか過去問とかで何とかなるもんなんですかね?
    あと、東大は、大学に、国家試験対策講座みたいなのはあるのでしょうか?

  3. 仲里依紗の撮影でのスッピンとポロリと乳みえた
    女優やモデルで活躍する仲里依紗。相変わらず良い乳、そしてでかい!
    ハチワンダイバーではメイド役を、新番組・日本人の知らない日本語ではメガネ教師として活躍中。
    彼女のスッピンと撮影中でのポロリ映像!!
    http://nariisaa.blog.so-net.ne.jp/

  4. miki のコメント:

    弾力のある物体でシミュレーションするのは確かに見たことないですねえ。
    そのシミュレータ見てみたいかも…
    ついに国試ですか。頑張ってくださいー。

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