介護実習終了～

　１週間にわたる介護実習が昨日でようやく終わりました。
　あっという間に過ぎ去った１週間。毎日朝７時前に起きて夕方５時過ぎに帰ってきて、あまり実践的な仕事はしていないのに何故かいつも帰ってくると眠くて眠くて、ほとんど勉強できずにひたすら寝ていました…
　基本的には僕ら医学部の実習生は「見学」ばかりなのですが、昼食を運んだり、何かものを取ってきてあげたり、などなど、ささいなことではありますが、いくつか役に立てた…であろうことは出来ました。
　何日か経つと、僕のことを覚えて下さる利用者の方もいらして、最終日には利用者の方から話しかけて下さることが多くて楽しかった。
　最終日の午後は最初は利用者の方３人と話していたのですが、どういうわけかだんだん人が集まってきて気付いたら４人テーブルに１０人くらい集まってきてしまい、大人数で２時間くらいトランプをしました。
　僕は監督、というかチェック係みたいな役割でトランプ参加者全員を後ろから見て回り、会話がとても楽しかった。「とても楽しかったです！」とおっしゃっていただき、最後の最後に感謝されて良かった良かった。
　ホントはその時間はレクリエーションの時間だったんですが、完全にスケジュール変更になってしまいました…
　と、ここまでは楽しい話。
　利用者の方とお話ししているだけであればとても楽しいのですが、現実には職員不足をはじめ多くの問題を抱えているようです。
　これからますます高齢者が増えて利用者が増えていくのは目に見えています。一方で、待遇もそこまで良いとは言えない職員の方は最低でもこのまま維持していかなければなりません。
　国レベルで考えていかなければいけないことだなぁ、と感じました。
　初めての校外での実習で、自分の力不足を痛感しました。せめて血圧の計り方くらいは大学で教えてもらってから行きたかった。まだまだ道は長いようです。