コーンバーグ家講演会

 今日は東大安田講堂にて一大イベントがありました。その名も、
独創的研究の神髄:コーンバーグ親子から学ぶ
 コーンバーグ一家というのは、それはそれは優秀な一家で、今年89歳のアーサー・コーンバーグ氏はDNAポリメラーゼの発見者としてノーベル生理学賞を受賞、長男のロジャー・コーンバーグ氏はRNAポリメラーゼでノーベル化学賞を受賞と言う、なんと親子でノーベル賞を受賞しているというとんでもない家族です。
 さらに次男のトム・コーンバーグ氏は、DNAポリメラーゼ研究の第一人者である一方、実は最初はジュリアード音楽院でチェロを習っていたという強者です。さらにさらに、三男のケン・コーンバーグ氏は、研究所デザイン専門の建築家として世界的に有名な方です。
 …う~ん、何という家族だろうか……
 で、このうち研究をしている3人が一気に日本の東京大学に集結するというこれまたとんでもないイベントが行われたわけです。
 ニュースにもなっていますね。
 三名とも、聴衆のほとんどが日本人であることを意識してか、とてもわかりやすい英語で公演して下さいました。最初はイヤホンで同時通訳を聞いていたのですが、日本語と英語の両方が耳に入ってくると訳が分からなくなるので、すぐに英語のみに変えました。意外と分かるもんだ。
 コーンバーグ一家と親交の深い日本人の研究者で、もうだいぶお年の方も、ちゃんと英語でコミュニケーションをとっていたことにびっくり。やっぱりこれからは英語だ…
 公演のあとには、コーンバーグ一家と学生とが直接話せる立食パーティーみたいなものがあったのですが、同じ学年で帰国子女でも何でもない友達が、ネイティブ同士の会話と聞き間違えてしまうほど流暢にコーンバーグ一家とお話ししているのを間近で聞いて大感動。僕はそばで黙って聞くことしかできませんでした…情けない……
 やはり、これからは英語です。


カテゴリー: 医学部 パーマリンク

コーンバーグ家講演会 への1件のフィードバック

  1. あっこ のコメント:

    すごいですね!!
    whiteさんもすごいですよ☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です