今日はクラシックネタで。
フーズムピアノ珍曲祭(Rarities Of Piano Music At Schloss Vor Husum )と言う、毎年ドイツで行われる超マニアックな音楽祭があります。
実は世界中の一流ピアニストも結構参加していて、ライブ音源の一部がDanacordと言うこれまたマニアックなデンマークのレーベルから販売されています。
んで、僕の敬愛するピアニストであるマルク=アンドレ・アムランも頻繁に登場していることもあり、大注目なのであります。
しかもアムランはこの珍曲祭のためだけに弾いた曲が何曲もあり、このライブCDでしか手に入らない音源がたくさんあるのです。
ってわけでその中から一枚をご紹介。
Rarities Of Piano Music At Schloss Vor Husum 1994
アマゾンのページには曲目や試聴がないので、試聴その他はこちらからどうぞ。
13,14,15曲目がアムランの演奏です。
曲目は、
ドニゼッティ作曲タールベルグ編曲 ドン・パスクアーレのファンタジー
アルカン作曲 舟歌
ギーゼキング作曲 Foxtrot
マニアックですね~~~。笑。
特にお薦めなのが、タールベルグ(13曲目)とギーゼキング(15曲目)。上記のサイトで是非試聴してみて下さい。
タールベルグはフランツリストと同時代のピアニスト。タールベルグは「世界最高のピアニスト」、リストは「世界唯一のピアニスト」と呼ばれていたそうで、2人の直接対決まであったそうです。
いかにもロマン派の曲で、聴いていてとても心地よいです。すっごく滑らかに弾いていますが、実際は難しすぎて弾けないと思います。
一方ギーゼキングはもっとあとの時代のピアニスト。ここで弾かれている曲は、いかにも現代風の、踊り出したくなるような明るい曲です。アムランのリズム感が凄い。
以上、ほとんど自己満足の超マニアックネタでしたw